Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2021年1月16日〜2021年1月31日
gavotte(ガヴォット)と聞くと、ゴセックのガヴォットを想起する…
この踊りの特徴に「アウフタクト」があるのだが、ゴセックの曲にアウフタクトはない。
もちろんこの曲は、氏のオペラの1曲から編曲されましたが、もしかして、新しい時代のガヴォットだったり?なんてね。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 16, 2021
シューマンとグリーグのピアノ協奏曲を並べてみると、やっぱり似ているなぁと感じます。
グリーグは、やはりシューマンの協奏曲の影響を強く受けていた様子、しかも演奏はクララシューマンだったそうで…この出だし、どちらも一度聴いたら忘れられない凄みがありますね。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/8TXFqyXy2P— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 17, 2021
特徴的な冒頭ではじまり、曲中もテーマが巧みに使われる、カリンニコフの交響曲1番。良くできた美しい曲で、とても聴きやすい交響曲だと思います。
氏の病が悔やまれます。生前中に初演が叶ったものの、演奏には立ち会えなかったとのこと。
せめて末長く愛されますように。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/TuBFxeJ4UR— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 18, 2021
無伴奏曲と言うと、やはりバッハが思い浮かばれましょうか?
ハインリヒ・ビーバーは、オーストリア人でバッハよりも少し前の生まれ。氏も無伴奏ヴァイオリンでパッサカリアを書かれていて、これがまたバッハとは違う雰囲気のいい曲です。https://t.co/lVIFXxwfpS#Classic音楽あれこれ
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 19, 2021
ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』が出だしの強烈さゆえ忘れられがちですが…2楽章が美しい。
何と言ってもこの旋律の展開が良い。この交響曲を演奏する機会に恵まれる度、華やかな箇所ももちろん楽しみですが、ヴィオラで主旋律というのもあって、やはり外せないところ。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/UrrRazZGHL— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 20, 2021
一斉に駆け上がるスケールが華やかなモーツァルトの交響曲31番『パリ』です。やはり駆け上がるのは気分が良い。ゆえに奏者はたくさんスケール練習しましょう…私も含め(^^;;
シューベルトはこの辺りから着想を得て3番を書いたのではないかなぁ…いつもの私の妄想です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/nW0GodqmuB
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 21, 2021
ブルグミュラー『子供の集会』のお話。
子供の頃、出だしの左手がなんともつまらなくて、しっくりこなかった思い出が。
大人になったとて、何を意味しているか分かりませんが…チェロのようなイメージで取りかかると、少し厳粛な集まりを表現できたりするのかもしれませんね。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/vBrfCDeHD5— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 22, 2021
チャイコフスキーのピアノ協奏曲2番…1番が有名過ぎてなかなか演奏されませんが、この2楽章にはなんとヴァイオリンとチェロのソロパートがありまして、情熱的で美しい旋律を歌い上げます。
生で聴けたら幸せになれることでしょう!…演奏はめっちゃ難しいはずだから聴く専で。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/0deJnUc0Co— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 23, 2021
ヴィヴァルディの『冬』1楽章はCMなどでもお馴染みですが、2楽章ご存知でしょうか?
『四季』の中でも特にこの『冬』は、情景描写が美しいと言われていて、ヴァイオリンのPizzで奏される「雨音」と、ソロヴァイオリンの優美な旋律。
本当に暖炉のような温かさが感じられます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/hSKfPt3ZqZ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 24, 2021
ベートーヴェンの交響曲4番、4楽章は軽快で聴きやすい楽章です。
曲全体を通して、長くない作曲期間とのことですが、出だしのp→fには画像のような書法がみられ、やはり考えられているなぁと感じます。
3番や5番はもちろん人気ですが、この4番もなかなか面白みのある1曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/sEbBduB3wl— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 25, 2021
ロマン派のルーツはシューベルトにあり…は言い過ぎですが、氏の楽曲はその後のたくさんの作曲家に影響を及ぼしています。
ヨーロッパでは氏の歌曲は「皆が知ってるよ」と言われるくらい、身近に浸透していたようで、長生きしていたら更に大きな地位を気づいてことでしょう。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 26, 2021
チャイコフスキーの『四羽の白鳥の踊り』を楽しんだ。第2幕冒頭、湖で泳ぐ白鳥たちに月の光が射し、人間の姿に変わるシーン、その後に踊られる曲です。
このオーボエと弦楽器のコントラストは、白鳥から人の姿へと変わった不思議な美しさを表しているかのような響きがあります。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/DQz2sWwwez— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 27, 2021
今日はラヴェルの『古風なメヌエット』
一見すると弾きにくそうな曲ですが、そこはさすがラヴェルの曲。氏はもっと高い次元を見ていたのでしょう、この曲は気に入ってはいたものの「未熟だ」と言っていたそう…
でも、20歳の時にこんな曲が書けるなんてすごいと思いませんか?#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/UwLiafSeil— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 28, 2021
テレマンのヴィオラソナタを調べていたら、面白いものを見つけた。
1楽章の装飾について、資料を元に作成されたとのことだから、当時の装飾の付け方の参考になりそうです。
このように演奏されていたと知ることで、音楽は「もっと自由でいいのだ」と勇気が湧いてきます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/bHNk1XgOBH— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 29, 2021
曲は、もちろん初めから「有名」ではなく、繰り返し演奏され有名になっていくものです…
私、シベリウスが好きなので、時々生徒とかの前で弾くのですが氏の名前を出すと、フィンランディアでさえも反応が薄い。
ということで、もっともっと聴ける機会を作らねばと感じたのでした#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 30, 2021
子供の頃、映画『アマデウス』を見た時に、エンドロールで流れる曲が美しくて感嘆した覚えがあります。それがモーツァルトのピアノ協奏曲20番の2楽章。
調の設定が興味深いところで、1楽章「ニ短調」から2楽章「変ロ長調」へと進む調の移ろいが、なんだかホッとさせてくれます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/dv3IPKp24H— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) January 31, 2021