Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2020年8月16日〜2020年8月31日
久々に、テレマンのヴィオラ協奏曲を弾いて遊んだので。
私、ちゃんと知っている氏の曲って、この曲くらいしかないのですが、この方は史上最多の曲を残しているそうで、その数なんと3000とか4000とか⁉️
知らない曲があるって、ちょっとテンション上がります(^^)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Tj7SGY0s3d
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 16, 2020
昨夜の楽しい会のおかげで、メンデルスゾーンの3番「スコットランド」をゆっくり眺めていました。もともと好きな曲だし今までもたくさん眺めてはいますが、やっぱり私はこれが楽しい。
今日は、モティーフの変化をお楽しみいただければです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/zELbCdzqff— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 17, 2020
ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」序曲
今となっては、別の違うオペラの序曲だったことを知っていますが…画像のところ。
子供の頃から、床屋さんがものすごいスピードでハサミをちょきちょきしているようなイメージがあって、いつも笑いがこみ上げてきます(^^;;#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/L64HTU6gjc— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 18, 2020
今日は祖父の命日につき、フォーレのレクイエムのお話がしたく。
この In Paradisum の、美しい楽園のようなオルガンのアルペジオに目を奪われつつも、目を引くのはやはりこのクロスモティーフ。
チェロとヴィオラってのがまたおいしい、ヴィオラ弾き的には(^^)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/BIFwSJ8BXd— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 19, 2020
楽譜整理していてシューベルトの「未完成」を開いたので。
持っているスコアに3楽章のスケッチが載っている。転調がたくさんあって、おもしろいです。
ネットで直筆譜のスコア断片は見つけられますが、あえて見ないでどんな楽器がいいか、考えてみるのもまたおもしろい。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/wyieiX87Ic— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 20, 2020
レスピーギ「ローマの祭り」1曲めの冒頭の話です。
ff がほしいからと点線の方にも音を入れたくなるが、あえて書かず、2ndVl.のさらにオクターヴ上に音を置いて、素晴らしい効果を生み出すところに凄みを感じる。勇気をもって、こういった音を書きたいものです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/b6e6q7AkBG
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 21, 2020
シューベルトの序曲「ロザムンデ」、「魔法の竪琴」とも呼ばれる序曲。
経緯が複雑すぎて難しい話はしませんが…画像の少し前からのAllegroが、歌曲作曲家のシューベルトらしい語り口調で始まり、画像の辺りにくるとすっかり元気になれるような、とても良い曲ですよという話。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/xqj9ZU7pXS
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 22, 2020
なんだかここ数日、パッとしなくて…それを曲に例えるとヴィヴァルディの「夏」1楽章の画像の感じなので…
ヴァイオリンのB→As→G→Fis→G〜という進行が美しく…これ何のモティーフだったかなぁ(^^;;
ともかく、最近の猛暑で大変な夏にもよく合う楽曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/KCL6jtYcGV— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 23, 2020
『美しく青きドナウ』の第5ワルツの最後に画像のような終止があります。
この曲はもともと、敗戦で無気力になってしまったオーストリアの人々を元気付けるための合唱曲で、画像のところまでの楽曲でした。
管弦楽に編曲する際、現在の第5ワルツ以降が作られたことを改めて。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/ViKePNicD8— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 24, 2020
モーツァルトの交響曲29番の2楽章です。こういうお散歩をしている音楽は癒されますね。
久しぶりに見たので忘れていたのですが、やっぱりヴィオラの書き方が美味いなぁ…なんとも美味です(o^o^)o#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/b66nVgOl6O— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 25, 2020
午後からハープ楽曲の直したので、今日のお話はハープが使われている曲がいいなぁ。
ってことで、シベリウスの6番1楽章。
画像にはフルートから始まる主旋律の動きを載せてみたが、ハープの先導から始まるこの動きは、単なる伴奏と見てしまうのはもったいない美しさがあります。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/dBjBj9yz9M— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 26, 2020
楽曲を聴いていると、同じ音をしばらくの間、演奏している箇所がみつかる。
「保続」と呼ばれ、後に現れるテーマを効果的に表現するため、チカラを溜めているようなところ。これがかっこいいのだ。
様々な作曲家がそれぞれの表現を行なっているので、ぜひ探してみて頂きたい。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 27, 2020
ハイドンの弦楽四重奏 Op.74-3 いわゆる「騎士」の4楽章。
(私は少し違うイメージもあるのですが)冒頭のギャロップのテーマ。この疾走感がいいですね。これをたった4つの弦楽器でもって表現しているという点、やっぱりハイドンってすごいんだなぁと思うのです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/kJtzzWoJUV
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 28, 2020
誰しも、バッハの平均律、有名なプレリュードに触発され、美しいアルペジオを考えたりするものです。
おそらくこの曲、メンデルスゾーンの『パウロ』にあるヴァイオリンの美しいアルペジオも、何かつながりがあるようにみえるのは、気のせいではないと思います。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/CB0DPW6GlV— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 29, 2020
今日も暑いですね…涼しさを求めて(涼しくなるかどうかは分かりませんが)フォーレの『舟歌』を見たり聴いたり弾いたりしました。
フォーレは『舟歌』13曲も書いていて、そのどれも、氏らしい転調が満載。たくさんあるので一度始めると長く楽しめます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/O6SsEUvzM6— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 30, 2020
8月最後は…下降する旋律が悲しみを誘うトスティの『good bay』
イタリア語で歌うときは『Addio』と言いましょうか。別れの歌ですが、歌詞に Good-bye summer とあるので、取り上げた次第。…まだまだ夏っぽいけどね。
イタリア歌曲なのになぜ英語?という話はまた今度。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/0xuLzh490o
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) August 31, 2020