Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2021年5月16日〜2021年5月31日
グルリットの書いたガボットはシンプルな曲ゆえ、演奏表現の幅を広げる練習にもいいです。
画像のようなところ、右手で弾いていたメロディーが続いているように見えて、実は左手に面白いアクセントがあり、ホルンのような響きを想像できるような、ちょっと楽しいところです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/CmUEhWKYqK— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 16, 2021
今朝からしとしと雨模様の東京でした。そんな雨を連想するような、モーツァルトの交響曲40番、1楽章はいかがでしょう。
弦楽四重奏のような静かな冒頭から、続く管楽器の流れが美しいですね。氏の、交響曲25番と並ぶ、もう一方の短調交響曲として、哀愁ある旋律をぜひ。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/sUhWETaeuF— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 17, 2021
次のような生い立ちを知ると、また少し音楽が楽しくなります。
今では、ネットで簡単に調べられるので、ご存知のことかと思いますが…例えば、ト音記号やヘ音記号はアルファベットのG、Fの筆記体からできていますね。
昔の人が作り上げた音楽記号って、美しいと思いませんか?#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 18, 2021
ガッキーと星野源の『逃げ恥婚』の報せに乗っかって…世界的にも有名な『結婚行進曲』のお話。
メンデルスゾーンの【真夏の夜の夢】の劇中、婚礼のシーンの曲です。劇の内容はさておき…CMなどでもお馴染みですね。
ぜひこの機会にメンデルスゾーンの名前も覚えていただきたく。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/AVnFui8t3A— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 19, 2021
梅雨のような、スッキリしない天候を吹き飛ばしたく…今日はボロディンの交響曲2番、4楽章。
ロ長調(シャープ5個)の響きと、画像の箇所の変拍子が新鮮ですが、早い曲でなかなか演奏が大変です。
しかし、この疾走感はかっこいい!ちょっと元気にもなれそうな楽曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/kzhe37pX70— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 20, 2021
J.S.バッハのチェンバロ協奏曲。たくさんあり、現在ではピアノ版で楽しめます。
これら実は、氏や他の作曲家の作品で、それらを転用、編曲したものとのこと。そんなルーツを辿るのも面白いですね。
画像は1番、ニ短調 BWV1052 元々は氏のヴァイオリン協奏曲?らしいです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/sPQZYZCvTt— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 21, 2021
久々の晴れ日なので、ワーグナーのタンホイザー序曲から華やかなところを。
『ヴェーヌスのライトモティーフ』と呼ばれるこのあたり、劇中でもアリアとして登場しますが、とてつもなく巨大なパッションを重厚なオーケストラで表現されているのは、やはり氏ならではです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/NOooIAud3a— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 23, 2021
モーツァルトのピアノ協奏曲21番を、久々に楽譜を見ながら聴いたり弾いたりしてみて(そんなに弾けないが)改めて美しい曲だなぁと感じたので。
2楽章のヘ長調は温かく、疲れを癒してくれます。しかもあまり難しくないピアノパートなので、CDに合わせてカラオケを楽しめたり。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Yzief5pmPz— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 24, 2021
東京に吹く風から、今年もすっかり夏の香りが感じられるようになり…今日は、ブラームスの交響曲2番の冒頭にある弦楽器を連想せずにはいられませんでした。
1st.ヴァイオリンとヴィオラで奏される、この穏やかな風のような旋律をぜひ楽しんでいただきたく。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/1D30at3sbG— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 25, 2021
本日の皆既月食にちなんで…月にまつわる曲で、誰でも知っていそうで、マニアックな…と連想していたら、結局この練習曲に入っている曲になりました。
18世紀、フランスのリュリが作曲者らしい?民謡で、歌詞も付いてます。月の光のように静かな美しい楽曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/NvF1EGAJ3C— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 26, 2021
ここしばらく、J.S.バッハのパルティータ2番 BWV 826 を見ています…
10年くらい前だったか、この曲で失敗して、以来一度も楽譜を開かなかったのに、弾いてみると手がちゃんと覚えていて、もう一度頑張っているところです。
今日は、この辺りの和声が心にしみましたので。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/mjFOHhEQDH— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 27, 2021
なにやら今日は…ピアノを弾くのが楽しかったので、メンデルスゾーンの無言歌集、Op.19-4の画像のところの話。
フォルテの後、すぐにピアノというところがやっぱり美しくて心が洗われます。
技巧的ではなく、こういう音楽が優先される楽曲がやっぱり好きです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/9IlBeNoP7P— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 28, 2021
悲しみを表現する調の話。
私は、ハ短調を思い浮かべますが、ショパンのノクターン13番 Op.48-1 中盤のハ短調からハ長調に転調するあたりは、さらに深い悲しみの淵へ落ちていくようで、悲しみの中にある微笑みのような…そんな印象を与えてくれます…私は、ですがね。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/0IaMkRLFdy— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 29, 2021
先ほどヴィオラの話をしたので、演奏が楽しいところの話。
チャイコフスキー、交響曲5番、4楽章の画像の箇所、ヴィオラのいちばん低い開放弦が良く鳴り、周囲もフォルテのシーンなので、じゃんじゃん弾くことができます。やり過ぎて指揮者に「うるさい!」と言われることも。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/viW6qlryOx— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 30, 2021
和音の話を少し。
例えば『ドソ』は「硬い和音」と感じ、作曲の教科書にも禁則として取り上げられています。
しかし、バロック時代よりも前、この響きこそが「正しい」とされる時代がありました。西洋のこの感覚は、きっと後の曲にも影響を与えている気がしています。#Classic音楽あれこれ
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 31, 2021