Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2020年7月16日〜2020年7月31日
管弦楽法の教科書、クラリネットの項に「この音域は避けよ」といった使いにくい音域があるのですが…
メンデルスゾーンのスコットランドには、この音域を使うことで、絶妙な、見事な響きを作り出すことに成功している。
このページには嫉妬しかありません(^^;;#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/wOJxkh87m1— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 16, 2020
ちょっと映画の話をしたものだから、今日はシベリウスの交響詩フィンランディア。ダイハード2の飛行機が着陸するシーンで使われているんです。
まぁ細かな楽曲のあらましは置いといて、純粋に映画のワンシーンを引き立てていますので、ぜひ曲と合わせて、映画お楽しみあれ。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 17, 2020
レッスンでK.545の「和声の移ろい」について話しましたので、今日はこの話を…改めて見てもやはり美しいですね。
ト長調→ロ短調→ホ短調→ト長調…あってるかな?
分散和音を和音で弾くなどして、ここの美しい和音の色、風味、香りなどを改めて感じて頂きたいです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/dIazXSPvOJ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 18, 2020
音楽は一生ものの宝なので、うまくいかなくても焦ることはないと生徒には言います。
とは言え…以前弾いた曲をしばらく弾かないと全然弾けなくなります(私だけか?)こちらはシューマンのアダージョとアレグロ。死ぬまでにもう一回、レパートリーにしたいなぁと思います(^^)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/CmqseThiKx
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 19, 2020
作曲の発想に困った時、変奏曲を見たり聴いたりすると、上手く先へ進めたりします。
シューベルトの交響曲2番、2楽章はシンプルな変奏曲で、全5バリエーション。氏らしく力を抜いてサッと書いている印象です。
もちろん作曲に限らず、癒されたい時などにも効果的です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Nu2hwG3g9q— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 20, 2020
楽譜整理していたらラシーヌの讃歌が出てきたので、今日はガブリエル・フォーレの話。転調の大家で知られ、よく勉強に使っていました。
この楽曲が好きすぎて、ヴィオラ版とヴァイオリン版で楽譜販売してるのですが…
弾いてみたいという方、PDF差し上げまっせ(^^)#Classic音楽あれこれ #24時間限定— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 21, 2020
生徒に音階の話をした。
和声短音階とか旋律短音階とか、名前や、理論として覚えようするとつまらないものになる。結局のところ昔の人が「こうした方が美しいよね?」と考えられてきたことなので、クラシック音楽に大切なのは「ヨーロッパ人になって考える」だと思います。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/i7abHbIMRf— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 22, 2020
ソナタ形式に「ハイドンが考案し、モーツァルトが育て、ベートーヴェンが完成させた」という言われがある。
3人が重要なのはもちろんだが、この時代、他のたくさんの作曲家たちが、様々な実験や提案をした結果、現在までソナタ形式が生きていることを、どうか心の片隅に。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 23, 2020
今宵は華やかな気分で、シューマンのピアノ協奏曲Op.54。あのヘミオラで有名な曲。
おそらく…明治〜大正時代、山田耕作や滝廉太郎といった方々に影響を与えていた作曲家の中にはシューマンもいたようで。
故に、現代の私たちにとっても、親しみやすいのかもしれませんよ(^^)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/2HaWqO0v0F— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 24, 2020
世の中、探せばいくらでも良い曲がたくさんあります。
シベリウスのピアノ曲、ご存知でしょうか?
氏の重厚な交響曲からは想像もつかないくらい、軽やかで、何より弾きやすい楽曲がたくさんありまして(簡単とは言ってない)画像はOp.24の5曲め、華やかなE-Durが素敵な曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/ViFF0JG8IT— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 25, 2020
ヴィヴァルディ「調和の霊感」RV.567、2楽章の中盤から急に華やかな旋律が現れる。1楽章からずっと緩やかに進み「2楽章の途中から」という展開は、今聴いてもびっくりするので、当時は相当なインパクトだったのでは?と興味が湧きます。
で、画像の反復進行がたまらんのです!#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/1fveTSSlkE— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 26, 2020
今日はブルグミュラーの魅力について。
例えばこの曲、気に入っていたので以前オーケストレーションして遊んだりもした。氏がバレエ音楽に精通し、暮らしていたフランスの香りが楽曲に込められているようで、じっくり見てみると面白い発見がまだまだたくさんあります。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/bRfABho4R6— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 27, 2020
ロッシーニのセヴィリアの理髪師は有名ですが「アルジェのイタリア女」というオペラご存知でしょうか?
カジュアルに楽しめるオペラで、主役がアルトなのも面白い。画像の序曲、いつものクレッシェンドはもちろん、聴きやすい楽曲で、オーケストラのプログラムにも是非です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/RhhdprHSDC— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 28, 2020
昨日はJ.S.バッハの命日だそうで、氏の話を面白おかしく。
氏の名前は死後忘れられてしまいます。半世紀ほど後、バッハを敬愛していたメンデルスゾーンが自身の演奏会を開く時に
「バッハをご存知ない?よし、私の曲はいいからバッハやるぞ!」
と言ったとか言わないとか(^^;;#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 29, 2020
モーツァルトの40番4楽章と、フィガロの結婚の画像の箇所(呼び鈴のモティーフ…と呼んで平気だろうか?)を比べてみる。
少々行きすぎた話だとは思うが、40番4楽章を聴くと、つい「呼んでも誰も来てくれず、イライラしているモーツァルト」を想像してしまうのです(^^;;#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/0l8g4KTdQH— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 30, 2020
モーツァルトの交響曲38番「プラハ」に好きな特徴がある。
主題再現部の少し前に一度、主題提示部のモティーフが同じ調で現れ、再現部か?と感じてしまう箇所があります。作曲する上で、これは骨が折れる作業で、いつも「これはよく考えられているなぁ」と感心してしまいます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/ARO1Lzo3Af— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) July 31, 2020