Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2021年4月1日〜2021年4月15日
友人が「この歳になって勉強なんて大変だね」と言うのですが…
クラシック音楽は200〜300年とか昔のもので、しかも異国の文化です。深めるには勉強しかありません。
しかしご承知の通り「楽しいもの」ですから、楽器演奏と同じく、少しずつ楽しみながら、続けることが大切です。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 1, 2021
ベルリオーズのラコッツィー行進曲、金管のファンファーレがかっこいいところです。
ただのファンファーレかと思いきや、続く旋律と同じ構造が見られ(次の2小節も同じ)しっかり考えらて作られたファンファーレだと分かります。
手抜きをしない書き方の参考にもなりますね。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/faO44vwiyM— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 2, 2021
頭の中で…ずいぶん前から「この曲なんだっけかなぁ」と考えていて、やっと「これかぁ〜」と分かってスッキリ。
今日はブラームスのNänieという哀悼歌です。
友人の死がきっかけで作曲された合唱曲で、人の死を、美しい天国的な響で表現するのも良いものだなぁと思います。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/H1Xc3tb3wW— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 3, 2021
池袋でバイエルフェアーやっているので…
明治ごろ、日本に持ち込まれ、その後、爆発的な人気を持つことになるピアノ導入のための教本…『バイエル』
フェルディナント・バイエル氏が作った教本なので『バイエル』と呼ばれていいることは、もちろんご存知のことと思います!#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 4, 2021
ベートーヴェンのピアノ協奏曲、唯一の短調である3番。作曲が難航し、予定より3年遅れで初演を迎えた時ですら、ピアノパートはほとんど空白で、氏自身がピアノパートを即興演奏したとのこと。
もちろん初演の様子は分かりませんが…ベートーヴェンってやっぱりすごいね〜。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/9FUNssGMZc— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 5, 2021
午前中出かけたら、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 Op.12 が聞こえてきたので。
氏は『四季』や『調和の霊感』以外にも様々な協奏曲を残していますが、なかなか有名なものしか聴かれないのがちょっと残念。
こちらは確か教本にも取り上げられてますので、ぜひこの機会に。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/tTUy0JruL0— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 6, 2021
作曲家は今も昔も、様々なインプットを経て作曲しているというお話。
モーツァルトのソナタ14b(KV457)2楽章にベートーヴェンの『悲壮』2楽章とよく似ているところが出てきます。それもそのはず『悲壮』の発想は、このソナタから出発していると言われていたり、いなかったり。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/7xLg5CBena— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 7, 2021
おもむろにピアノに向かって、興がのったのでベートーヴェンの『月光』を弾いてみました。
1楽章が有名でしょうか?アニメ名探偵コナンでは、しっかり全楽章使われていますのでご存知の方も多いはず。
この中間の弦楽的なところがやっぱり好きです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/kacAEdgRmU— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 8, 2021
リストの交響詩『レ・プレリュード』を楽しむ。
氏の作曲した『四大元素』という合唱曲があり、その序曲として考えたモティーフを改訂と…そんな経緯も興味深いです。
若かりし頃、特に画像のところ弾けなかったなぁという思い出も込めて…今は弾けるとは言ってない(^^;;#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Z1VLoMAGNL— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 9, 2021
春だし、やっぱりスプリングソナタの話がしたい。ってことでベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5番です。直接、氏がつけた名前ではないにせよ、春らしさが感じられます。
最初の旋律を、ピアノがただ繰り返すのではなく、ピアノらしい旋律に展開されているところも面白いです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/2J1NPe1Phg— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 10, 2021
ってことで、『トルコ行進曲』という曲があります…ベートーヴェンも作曲してるので、問題はありませんが、モーツァルトの方は、ピアノソナタ11番の3楽章ということもぜひお見知り置きを(^^)
私の師匠の影響あって、画像のところの弾き方を必ず最初に教えています。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/DqjfCoVO0e— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 11, 2021
今宵はシューマンのピアノ協奏曲 Op.54、2楽章から、3楽章に入る直前のキラキラしたところを。
1楽章から出てくるテーマを変形したもが、続く3楽章を想起させる旋律の「伴奏」のように出てくる箇所ですが、とても神秘的で美しく、ぜひ耳を澄まして聴きたいところです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/bISYegYJPZ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 12, 2021
『午後の旅立』を見ていたらこれを思い出したので。バッハの平均律クラヴィーア1巻の最初の曲のプレリュード。
ご存知、バッハが亡くなった100年の後に、グノーがアヴェマリアとして旋律を足した楽曲です。やはり、この美しいアルペジオは、いつの時代も弾き継がれていますね。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/so0Dwj88iD— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 13, 2021
ヴェルディのオペラ『ナブッコ』の序曲から冒頭のコラール(状態のいい楽譜が無かったので手入力)
氏は、挫折から一転、このオペラで一夜にして名声を勝ち取った出世作と言われていますが、画像の短い旋律の中にも作り込みが見られ、氏の想いが伝わってくるようです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/89UASNkPPN— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 14, 2021
今日はストリーボックで遊んだので。
なんか変わった名前だなぁと思うかもしれません。それもそのはず、氏はゴーバルツという名前が本名で、そのスペルを反対から読んだものをペンネームとして活動していました。
ピアニストとしての活動も多く、1200曲以上曲を残しているとか。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/kx2Kqfsz7o— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) April 15, 2021