Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2021年5月1日〜2021年5月15日
東京はすんごい雨と雷でした。なにやらワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』を連想したもので。
この「ざっぱ〜ん」ってところが今日の天気っぽかっただけです。
ちなみにオランダ人が彷徨っているのではなく…『オランダ人』という幽霊船のお話です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/OIP0AVdFR6— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 1, 2021
シューベルトの交響曲1番、4楽章は気分がウキウキしてくるのでいいですね。重たい曲ではないので気分転換にもオススメです。
作曲は若干16歳とのこと、爽やかに響くオーケストレーションは、氏がオーケストラに携わっていたことが大きく、とても完成度の高い作品です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/pXoa9xqyLX— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 2, 2021
ここのところ雨が降ると嵐のような天気になりますね。ベートーヴェンの6番『田園』の5楽章のところのクラリネット、ホルンの響きのように穏やかな晴れを願って。
4楽章から止まらずに5楽章へと入りますが、この時代すごく異例で、どんな気持ちで発想したのか興味深いところ。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/VwVsHhIvXU— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 3, 2021
マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の最初の合唱です。
以前、編曲したことがあって、あの頃はこのユニゾンがあまり魅力的には見えなかったのですが、時々この曲を思い出しては「いいなぁ」と思ったり。
このシンプルながら美しい旋律をぜひお楽しみください。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/rM1LboYBfz— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 4, 2021
そういえば「カステラ1番、電話は2番〜」でお馴染みのCMソング…ご存知の方も多いはず。
オッフェンバックのオペレッタ『地獄のオルフェ』または『天国と地獄』の序曲として知られていますが、オリジナルには序曲は存在していなく、ウィーン公演を機会に作られたものです。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 5, 2021
どの拍子もそうですが、特に3拍子の曲というのは表情が豊かだなぁと感じています。
今日はメンデルスゾーンの交響曲5番の2楽章から。前向きな3拍子が軽やかで心地よく、サラッと聴くことができます。1楽章が重厚な短調なので、より一層、この2楽章の軽やかさが心地いいです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/BFIsq7aurd— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 6, 2021
どんより天気でしたが、今朝から爽やかなモーツァルトを聴いたので、ソナタ11番 K.331
3楽章は、かの『トルコ行進曲』でお馴染みのソナタです。この1楽章からもトルコ行進曲の断片や空気のようなものが感じられたり、なにより響きが心地いいので、くつろぎ時間にオススメです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Ue2POnApCD— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 7, 2021
レッスンでブルグミュラーのバラードの話をしたので。
左手のひそひそしたパッセージのあとに繰り出される、画像のアクセント、スフォルツァートの表現がおもしろいところですね。
聴衆を驚かすような、いろいろな弾き方ができそうなところですので、ぜひ遊んでみたいところ。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/4Ssaf91tup— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 8, 2021
チャイコフスキーの交響曲6番『悲壮』の2楽章です。
スケッチには「愛」と注釈されているのですが、5拍子という不思議なリズムとチェロの旋律は、美しいというよりは、なんとも言えぬ悲しみを湛えています。
氏がどんな感情でこの曲に向き合ったのか、探ってみたいところ。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/uCc0Uf6n0B— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 9, 2021
クラシック音楽は聴き比べが楽しいです。
例えばオーケストラの曲は、指揮者によって曲の表情が変わります。分かりやすいところで、曲のテンポでしょうか。
テンポの指示は画像のように書かれていますが、演奏者、指揮者に任せられるので、おもしろい違いが出るところです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/i2VtSqmt1h— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 10, 2021
レッスンでクレメンティのソナチネ Op.36ー1の話をしましたので。1楽章はCMなどでもお馴染みで、発表会の定番曲ですね。
画像は、強弱記号などの記号がほとんど書かれていませんが、おそらく初版に近い楽譜で、氏が何を考えて作曲したのかが見えて来そうで楽しいです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/ZngQAeJEzN— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 11, 2021
コール・アングレまたはイングリッシュホルンという楽器は、新世界交響楽の旋律は有名ですが、今日はレスピーギの『ローマの松』
4曲め、アッピア街道の霧の中を軍隊が行軍しているシーンで…というのは詩人の空想とのことですが、神秘的な空気を、より一層引き立てています。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/yyfpLW73wi— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 12, 2021
モーツァルトのピアノソナタ K.330 を楽しみましたので。1楽章は、ハ長調の心地よいソナタですね。
若かりし頃、イングリッド・ヘブラーのCDを聴いて育ったので、私は、画像のような強弱のイメージがあります。
もちろん、いろいろな弾き方が楽しめますので、ぜひお試しあれ。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/tcBgMOOu4W— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 13, 2021
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 Op.35
今では『のだめ』や、映画『オーケストラ!』でも聴くことができますが、初演前から不評に次ぐ不評で、初演も上手くいかず…そんな中、初演ソリストのブロツキー氏だけが曲の真価を信じ、演奏を続け次第に見直されていくのでした。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/BNI47dBjz9— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 14, 2021
モーツァルト『フィガロの結婚』2幕の Voi che sapete
劇中、ギターで弾き歌いをするシーンですが、弦楽器のピッツィカートでギターが表現されます…なぜか?
古くから存在していたギターですが、20世紀頃まで、主流ではなかったとのこと。そんな歴史も楽しめる1曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/glmcGPTyha— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) May 15, 2021