DAWソフト【StudioOne】を使うようになって、私自身、便利に使えたことや、分かりにくかったことを、メモ帳感覚で残しておきます。
詳しい使い方のご紹介ではありませんが、ご自身の感覚でDAWを楽しみたい方のヒントになれば幸いです。
StudioOneのベロシティ表示について
今回は StudioOne のベロシティ表示がパーセントで表示されていて、分かりにくいのでは?という話です。
StudioOne でのMIDIノートの音量調整を行う際、下図のようなパーセントで表されています。
これはこれで、直感的で操作できるので、いいとも思いますが、長らくMIDI や DAW に携わっている方にとっては、ベロシティは 0〜127 の MIDI値で入力する方が分かりやすいのではないでしょうか?
例えば、下の画像のように、ベロシティバーをマウスで調整している際も、パーセントで表示されます。
シンセサイザーで楽曲制作する際はあまり気にならないかもしれませんが、サンプラー音源の場合、ベロシティの値によってサンプルが変わるタイプのものもあり、現在のMIDI値が分からないと、やはり使いにくかと思います。
実は、カスタマイズできます!
実は、下の画像のように①の黄色枠の辺りを右クリックすることでメニューが現れます。
【パーセント】と【MIDI】がありますね。
この【MIDI】を選ぶとことで、パーセント表示からMIDI値に変更することが可能です!もちろん調整する際もMIDI値で表されるようになります。
オーケストラのサンプリング音源など、MIDI値を1単位で設定をずらして調整することが多々あり、やはり見慣れているMIDI値の方が安心しますね。
まとめ
他のDAWや、サンプル音源などのプラグインの多くは、やはりMIDI値で表示されていますので、特に他のDAWの経験がある方にとってはMIDI値の方が分かりやすいかと思います。
もし、初心者の方で、初めて扱うDAWが『StudioOne』という方は気にならないかもしれませんが、【パーセント】と【MIDI】それぞれに良さがあるかと思いますので、ご自身にあった設定を試してみてください。
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2021.7.Tokyo.
作曲家/ピアノ講師
小林 樹(@hikarunoatorie)