Twitterでハッシュタグ #Classic音楽あれこれ と題して、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
新型コロナウイルスによる自宅自粛の暇つぶしとして始めたことですが、「古いツイートもまとめて読み直したい」というお声をいただき、こちらにバックナンバーを掲載することにいたします。
1日1つ、いつまで続けられるかとヒヤヒヤしておりますが、私自身、楽譜や音楽書籍に目を通し直す機会となっております。
面白いものも、そうでないものもあるかと存じますが、既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2020年6月16日〜6月30日(初回)
#Classic音楽あれこれ
と題して、引き続きよろしくお願いします。今日は跳躍の話。
画像はリストの「愛の夢」冒頭。6度跳躍は名だたる作曲家が愛を語る時に用います。
「amore!と歌う時に一番形のいい音律なのだ」等と説明しますが、このように機械的に捉えず、跳躍の美しさを愛でたいと思います。 pic.twitter.com/N8uriTmrdz— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 16, 2020
SF映画の話をしていて
「そういえば『エイリアン』覚えてないなぁ」
なんて言ったら、DVDをお借りしまして。で、ラストのテロップに『Eine kleine Nachtmusik』⁉️
知らなかった…エイリアン以上に衝撃(^^;;宇宙旅行中に2楽章かけると…襲ってくるかもしれませんよ〜(^^)#Classic音楽あれこれ
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 17, 2020
少々ヴィオラを弾くのですが…
「ヴィオラが弾けるならヴァイオリンも弾けるよね?」
と年に2回くらい聞かれます。
今日は1回めでした(^^;;…いやまぁ、弾けないこともないですが、時々教えていますし。
ってことで、ヴィオラとヴァイオリンの「楽譜の違い」をちょっと図解。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/39TrLaXHB6
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 18, 2020
東京は雨ですので、今日は雨にあう楽曲、メンデルスゾーンの交響曲2番2楽章のことを。
「氏は音楽の才能も凄まじく、裕福で何の不自由なく生活ができた。華やかな曲が物語っている」と言われたりもするのですが…
この2楽章、内に秘めた何かを音にしているような気がます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/8pwLFlc6tm
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 19, 2020
モーツァルトのピアノソナタ K.330はお好きでしょうか?
よく氏のピアノソナタと言えば、K.545がとても人気ですが、とても親しみやすいこのK.330。
ある生徒が、私が勧めたわけではないのに「これを弾きたい」と自分から持ってきて、やっぱりこの曲に運命を感じます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/9JrT5mNRpp
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 20, 2020
ソナチネのこと呟いたので、その2楽章の話を。
冒頭のトリルはどう弾きましょうか?
注釈にある弾き方?それとも何か違うもの?伝統的な考えはありますが、正解はありません。実は存外、自由なのです。
クラシック音楽の堅苦しさが、少しでも緩和頂けたら幸いです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/1G39br4QbA— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 21, 2020
雨だし…
授業でショパンの「雨だれ」を聴いた時、当時私は知らない曲で、穏やかな演奏から「晴れの曲?」と答えたら「雨に聞こえない?」と言われ(^^;;
今思うことは、感じ方は本当に様々で、ちょっとした演奏の仕方でも変わってしまうものです。
音楽のおもしろいところ(^^)#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 22, 2020
昨夜から頭の中で「フィンガルの洞窟」が流れてます。
冒頭の特徴的なフレーズは「静かな海と楽しい航海」にある船を漕ぐ動機(と考えている)と類似性があり。
そう仮定した時、チェロ3小節めで「漕ぐことで生まれる波」のように見えてきて…おもしろくないですか?#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Utk6PKvkON— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 23, 2020
最近、生徒に楽典も教えるようになりました。と言ってもまだ小学生だから、まずはドイツ音名の読み方をしっかり。
音楽家の皆様は、救急車のサイレンを聞いて笑ったことが1度くらいはありますでしょう。
(サイレン=シーソーシーソと鳴ってます)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/IftTJpGOzU— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 24, 2020
モーツァルト交響曲38番プラハに、ラメントモティーフと呼ばれるものがあります。ため息のような、涙がこぼれるような動機です。身辺で何かあったか、具体的に何を表しているか定かではないので、ぜひ想像してみてください。
なお、この続きが最高なのは言うまでもありません。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/jw45XIaRlw— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 25, 2020
今日のクラシックのお話は…ご紹介したい演奏を見つけました。演奏している時の視線、型にはまらない演奏、何より音楽をすごく楽しんでいる姿を、私たちも日々考えていきたいと思います。#Classic音楽あれこれhttps://t.co/IyzdgNNzUr
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 26, 2020
劇場のこけら落としのために作曲された、ベートーヴェンの序曲「献堂式」
後半の対位法のところ、大学の先生に「劇場のレンガを積み上げているのだと思う」と教わり、すごく納得したことがあります。
ストーリーがしっかりあり、機会があったら映像化してみたい楽曲。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/bQFKDGQ08K— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 27, 2020
指揮者の巨匠、カラヤンはお好きでしょうか?
ここ最近の話、氏の指揮から、それぞれの音全てに対して、適切な違う振方をしているところが解ってきて、改めて巨匠たる凄みを感じています。
現在はYoutubeなどで簡単に見られますので、ご興味ありましたらぜひ。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 28, 2020
いつも参考にする岡田暁生先生の書籍にバロック時代の本質は「多産と多彩」なのかもしれないとある。
探すとものすんごい数の曲があり、そのひとつひとつが違った香りがします。この時代の面白いところで、閃きがもらえる所以かもしれません。
バッハだけでは無いのですよ(^^)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/RK7z0eM82Q— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 29, 2020
先日からのバロックの流れで、プラッティという人のチェンバロソナタOp.4-2を久しぶりに楽しんでいます。画像のような曲。
学生の頃、音楽史のCDコーナーで見つけて、初めて聴いた時、音の響きがすごく新鮮でした。もちろんピアノで弾いてもすごく面白い楽曲です。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/a6VkNd7pVW— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) June 30, 2020