Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2020年11月1日〜2020年11月15日
ある1つのテーマを発展させ、1曲、または楽章全体を作曲する方法があります。整合性を図り、楽曲全体が安定するため古くからある書法です。
こちらはシューベルト2番の1楽章〜3楽章までに現れる「同じテーマから発展されたように見えるもの」を簡単に。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/uZX8BhJhZG— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 1, 2020
メトードローズ教本の最後に『Le Roi Dagobert』という曲。古いフランス民謡で「Le bon roi Dagobert〜」で始まる、なんとも和やかな歌詞が付いている。
包装紙に印刷されていた楽譜がこの曲で「今日はこれにしよう」と、いろいろ調べてみたら、知らなかったことだらけでした。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/6uY1u5Mqok
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 2, 2020
ドヴォルザークのスラブ舞曲、Op.46とOp.72があって、今日はOp.72の2曲め。哀愁あふれるヴァイオリンの旋律と、クラリネットがオーボエの上に来ることで生じる「温もり」を感じたい。
ピアノ連弾で弾くときもこの「温もり」を表現したい(ピアノ版の方がオリジナルだけれども)#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Gjf37JPZ93— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 3, 2020
どーしても覚えられない箇所に音名を書く。
譜読みが苦手でカタカナで音名を書いていましたが、音大時代さすがにと思いドイツ語表記を使うようになりました。現在は、恥ずかしながら…弾けることが大事とカタカナに戻す。
ちょっとだけだし、覚えたら消すのでお許しをば(^^;;#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/XiPSYJbVYc— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 4, 2020
作曲家が複数からなる曲を考える時『調性』をすごく考えます。セオリーや慣例もあり曲がまとまり、そして純粋に楽しい作業です。
ブラームスの交響曲1番、それぞの楽章の調は『ド→ミ→♭ラ→ド』といった上昇が見られ、氏がどんな事を考えていたか想像すると楽しいです。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 5, 2020
曲が美しいのもあり、まるで詩を読んでいるかのような楽曲、シューベルトの『楽興の時』を聴いたり弾いたり眺めたりしました。
CMの影響もあって3番が有名だけれど、改めてこの1番を見てもたくさんの言葉、色彩、空気があり、聴くだけでもちょっと豊かな1日となりましょうか。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/HKq2OrOytV— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 6, 2020
レッスンや発表会で定番のクレメンティのソナチネ。定番ゆえ、もう語りつくされた?とも思うかもしれませんが、Op.36-6はちょっとお洒落で好きな楽曲。
私の周りだけかもしれませんが、あまり演奏されないソナチネだったので、ピンときた方はぜひ楽しんで頂きたい。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/7dNvVNCpeM— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 7, 2020
クラシックには『変奏曲』がたくさんあります。
私だけかもしれませんが、曲の発想に困った時、気持ちを前に向かせる時とかに、『変奏曲』いいなぁと思います。一つのモティーフが、こんなにも発展するんだなぁと発見があったり、旋律の可能性に触れられるからだったり。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 8, 2020
フランクのニ短調交響曲3楽章、冒頭で2小節「レ」続くこの瞬間、聴衆は長調なのか短調なのか判別できず、浮き足立つような感覚がある。
それまで短調で曲が進み、この楽章では長調が始まるのもあり、ここの効果は計り知れない。この「レ」はタダモノではないというお話。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/pNj18jDsPs— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 9, 2020
ヨハン・シュトラウス2世の『無窮動』という、最後まで演奏したら最初に戻り、繰り返し何度も演奏が可能な楽曲。
現在ならループで本当に永遠流せますが…さすがに飽きるか。
『ドラ』まで使われているアレンジは秀逸で、かのリヒャルトシュトラウスも気に入っていたとか。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/xrNqiMSOIg— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 10, 2020
季節外れですがシューマンの交響曲1番が聴きたくなったので。
氏はこの交響曲をたったの4日でスケッチを書き上げてしまいます。
音が溢れ出てくる時というのは、書いてしまわないと息ができなくなるような感じなもので…もしかすると、そんな感覚だったのかもしれませんね。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/JTIy5xFHXc— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 11, 2020
たまにはモーツァルトに酔いしれる。私はこのイングリット・ヘブラー育ちでした。
ある方面では「すっかりCDは時代遅れ?」なんて意見もありますが、YouTubeではなく、たまにはレコードやCDで、パッケージや楽曲解説と合わせて音楽を楽しむのもまた良いものです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/EBjExtORK8
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 12, 2020
いつだったか…ライプツィヒ音楽大学のインタビュー番組か何かで、メンデルスゾーンの『フィンガルの洞窟』の画像のあたりについて
「氏の音楽は優美そのものなので、押し付けたような音楽ではない」
のように話していました。つい忘れがちだが重要なヒントだと思います。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/2XJP4e0jlB
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 13, 2020
シューベルトの交響曲2番を聴いて、ふとモーツァルトの39番を思い出す。出だしなんてソックリです。
シューベルトは音楽学校時代、オーケストラに入団しますが、団では演奏会のために楽譜を写譜してまして。
きっと、この39番も写譜をして勉強していたことでしょう。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/lzKjXTXpMx— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 14, 2020
すっかり本番が遠のき、オケしたい欲求を発散するべく、シューベルトの交響曲4番を流して一緒にヴィオラを弾けばとりあえずオケ弾いた気になるんじゃね?と思い立ち…いわゆるカラオケをしました。
たまにはこんな事をして遊ぶのもいい練習になるかもよ?という提案でした(^^;;#Classic音楽あれこれ
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) November 15, 2020