Twitterハッシュタグ #Classic音楽あれこれ にて、1日1つ、クラシック音楽に関わる『あれこれ』をツイートしております。
既に、お楽しみいただいている方も、そうでない方も、クラシック音楽の新しい『発見のヒント』になれば幸いです。
2020年12月1日〜2020年12月15日
ベートーヴェンは『フィディオ』しかオペラを書かなかったわけですが…なぜか?
4曲もある序曲が物語っておりますが、このオペラと、序曲の生い立ちを紐解いていくと、なんと10年あまりの歳月が見えてきて、「ホント大変だったんだね」と同情してしまいます。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 1, 2020
そういや、ホルストの『ジュピター』の編曲頼まれてたんだったと思い出す。
かの有名なところの少し前、ホルン6本で壮大な旋律を奏で、弦楽器はヴァイオリンからチェロまで全て同じ音を演奏しています。こうすることでホルンの旋律が、より華やかに聴こえるというところです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/rsquY4lcQA— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 2, 2020
昨日からこのシーンが脳裏にありまして。変ホ長調が穏やかな美しさを放つ…ト短調からの転調がなんとも渋くてたまらんですね。
この画像のように切り取ると、ベートーヴェンの作品と気づかないかな?なんて思って載せましたが…まぁ分かるか(^^;;
ピアノソナタOp.79の2楽章から#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/KodDzfjdyd— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 3, 2020
ヨハン・シュトラウス2世の作曲数はすごい。
私自信、オケで弾いたり、聴いたり、編曲で知った曲、ざっと…50曲くらいだと思いますが…
何せ500曲近くあり、この曲数に圧倒される。まぁまだそれだけ知る楽しみがあるということで。画像は当時知らなかったポルカ『空気の精』#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/kz6gsqaGTh
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 4, 2020
自分で弾かない楽器を自信を持って書くのは大変なので、やはり先人の作品から学びたい。
ヴィヴァルディの『調和の霊感』ニ短調にでてくるチェロパートで…例えば「音の跳躍に5度が出てこないなぁ」とか見えてきます。5度音程、弾きにくいから(私は)「おぇっ」ってなる。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/iFbPji84kA
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 5, 2020
フルートの友人とLINEして、じゃあフルートの曲をと…バッハのフルートソナタBWV.1020⁉️
…曰く付きの曲でしたね。
私はフルートソナタとしてで知ったので、フルートの曲と認識してますが、果たしてその真意は如何に。
気になった方、エマニュエルバッハのWiki参照ください。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/MLgTogLt2h— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 6, 2020
レスピーギの『ローマの松』2曲めから、トランペットの書法が美しいところ。
しっとり響き渡る音域とあいまって、奏者が独り舞台裏だったり、私が参加した演奏会では客席だったり、離れたところで演奏して、聴衆は広大な場所を思い起こさせる演出も楽しみなところです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/1TrkS9PsE6— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 7, 2020
音楽の教科書などで歴史を遡っていくと、音楽の父「バッハ」に辿り着く。しかしバッハもまた、さらに遡れば、パレストリーナという作曲家に行き着く。
こんにちYouTubeとかで手軽に源泉の音楽に触れられる時代ですので、利用しない手はないですよという話をいたしたもので。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 8, 2020
ヨハン・シュトラウスのワルツに触れる際、ヨーゼフ・ランナーのことにも触れておきたい。
年明けのニューイヤーコンサートでも取り上げられるランナーの曲は、ヨハン・シュトラウス(父)と同世代で、共に現在知られるウィンナーワルツの歴史を作っていった人物です。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 9, 2020
ブラームスらしい技巧的な作りの『悲劇的序曲』
ジムロック(出版社)に宛てた手紙に「この曲は、ウェーバーらの序曲が絶版になるまで不要だ」とか言っていたそうで、あまり気に入ってはいなかったのだろうか?しかし作り込まれているので、3回も聴けば良さが見えてきます。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/qgLXgtvanH
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 10, 2020
グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲。オペラなので作者はストーリーに沿った音楽が作られるのだが、作曲時期、氏はプライベートに大きな悩みを抱えていたそう。
もちろんこの軽快な序曲からは想像できないことだが、いろいろ苦労があったのだろうこと、お見知りおきたく。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/bmntU7bruq— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 11, 2020
軽やかな楽しいソナタに挟まれているので、より一層短調が映える、ベートーヴェンのピアノソナタOp.79の2楽章。
この後転調するものの、最後は短調で終わるシンプルな楽曲。
こういった曲は、憂鬱な時に、寄り添って少しだけ気持ちを和らげてくれるとか、くれないとか。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/t6Yz4NGXU6— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 12, 2020
運命の「だだだだ〜ん」(昔のTV番組の話ではない)がそれだけ衝撃的だったのだろうけれど、「運命」好きが多い。
チャイコフスキーの4番と5番それぞれに「運命の動機」と呼ばれる旋律があるし、曲のタイトルでは、ブラームスの「運命の歌」ヴェルディの「運命の力」とか。#Classic音楽あれこれ— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 13, 2020
スタッカート=跳ねるように弾く
聡明な皆さまなら「ちがう!」と言いたくなると思いますが…
ブルグミュラーの「舟歌」画像の箇所のスタッカートを生徒に「ここはお魚が跳ねるように弾きたいの」と言われ…もちろんスタッカートの意味も説明した上で、その発想を褒めました#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/Zl79ygtfhX— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 14, 2020
セギディーリャ…言いにくいなぁもう。
馴染みがないと取っつきにくいものですが、ボレロと同じ「スペイン舞曲」と言えば、親近感が湧きましょうか。
スペイン中の舞曲を網羅するようなことは難しいですから、ごく有名なもだけでも、大きな心で捉えたいものです。#Classic音楽あれこれ pic.twitter.com/BE6z7W1sA9
— 小林 樹 作曲家/ピアノ講師 (@hikarunoatorie) December 15, 2020