音楽と料理の不思議な関係

お料理

本番が近くなるとよく指を怪我いたします……

今回は包丁でやってしまいました(ノ_<)ひどかったのはブゾーニ版シャコンヌを何年もかけて準備していた時、本番の2ヶ月ほど前、指を2針縫う大怪我をしてしまったり。

まぁ、その時もなんだかんだ本番までには間に合って事なきを得るのですが。

楽器を扱う以上、指を大事にしなくてはいけなくて、ドラマやアニメであるような

「私、包丁はさわりませんの」

と言うような人、中にはいると思いますが……少なくとも私の周りでは料理がちゃんとできる音楽家が多い気がします。

しかも皆上手いのです!

私もこう見えてちょっと自信あります!

歴代の作曲家の中でもロッシーニは有名で、世の中にある「ロッシーニ風」と言うのは彼が考案した料理。

彼は、オペラ「ウィリアム・テル」を書き上げたら、さっさと筆を置き、料理を創作したり、レストラン経営に勤しんでいたとの事です。

私も曲を書く立場上、レッスン中などに音楽表現の説明をする時のたとえ話として料理の話をします。

「dolce」=「甘く」

という意味の音楽用語もあるくらいですし

ご自身で演奏する時など、お料理をしているような気分で、楽譜を読み解いてみてはいかがでしょう?

今まで気がつかなかった「発見」がある!
……かもしれません。(^^;;

猛暑日が続く夏、お読み頂き感謝です。
水分補給しつつ、のんびり参りましょう。
2017.7. Tokyo.

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